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MRT利用法

 MRTは台湾の地下鉄みたいなもの。現在台北市内で6路線運行され、将来的には台中や高雄に建設予定です。

▲淡水線の車輛

 言葉が苦手でバスに乗る自信もないという人には助かる鉄道。まあ、バスのほうが安いんですが、早く他の都市にも普及してくれると外国人にとってはうれしい限りです。
 さて、MRTの利用法。駅についたら切符を買って自動改札を通り、列車に乗るだけです。自動券売機は料金ボタンを押してからお金を入れる方式で、硬貨しか使えないものが多いです。新型のものは100元紙幣も使えます。新NT$50貨は使用できないと書いてありましたが、使用できました。逆に、旧NT$50が使えないことはありましたが。
 片道券は自動券売機で買えますが、1日乗車券は窓口で買えます。新型の自動券売機はタッチパネルで、下の写真のような感じです。

 この画面は、NT$20区間のボタンを押し、お金を入れている途中のもの。上の「應付金額」は投入額のことで、写真は既にNT$12投入したことを表しています。
 ボタンの部分は上段が運賃、下段が購入枚数です。1度に10枚まで購入可能です。
 画面左下は使用できる紙幣の案内で、取消ボタンは画面右下。「取消」は漢字で書いてありますから、すぐに分りますね。

 券売機から出てくるのは、こんな乗車券。カードタイプで、下車駅で自動改札機に入れると回収され、再び自動券売機にセットされ、データを書き換えて販売されます。リサイクルが可能なんですね。

 「單程票」は片道乗車券のこと。自動改札機は日本で馴染みのないバータイプ(日本の自動改札は「フラップ式」といいます)。乗車券を投入口に入れたら、バーを自分でまわして中に入ります。
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 上の写真はMRTの駅と車内の様子。車内は飲食禁止で、違反者はNT$1500(日本円で6000円)の罰金だとか。壁にステッカーが張ってあります。また、椅子はプラスチック製。車輛は3両2組の6両編成、定員は座席120、立席616。
 線路の幅は日本の新幹線と同じ1435mm。