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▲天井の穴からビューゲルが見える |
▲運転席 |
▲左側に信号、軌道敷きは分岐している |
東京都大田区にある「萩中公園」には、元都電7500形の7502号車が保存されている。場所は京急空港線の大鳥居駅から0.2キロ程度。駅前の地図を見ると「萩中公園」の隣に交通公園と書かれた場所があった。ここにあるようだ。
公園についてみると、普通の交通公園のイメージがない。目の前には、色とりどりに塗られたローラー車などの工事用機械、ごみ収集車、消防車、バス、そして船まである。(色があっているのは消防車だけ) 説明文によれば、「この公園は、いろいろな古いキカイやドウグを使って研究したり工夫しながら遊べるめずらしい公園です。」(看板の説明そのまま)とある。そのまんま。こんな公園、他にはなさそうだ。
ところで、お目当ての都電はピンク色に塗られ、窓はない、椅子は木に交換されてる、車内が明るいな、と思い上を見ると穴が空いている。保存状態はいうまでもない。
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▲萩中公園の「ガラクタ公園」の様子 |
▲都電7502号 |
▲転轍機もある |
しかし、下の軌道敷きは分岐があり、信号(都電のものではない)もある。普通の保存方法とは違う。すごい。他に置いてある乗り物にしても、船がある場所には波止場があって、防波堤風にもなっているし、小さな灯台もある。ただの置物ではなく、意味のある展示物になっている。この公園を考えた人はえらいと思う。
ここにある都電7502号は、昭和37年2月製造、昭和61年3月まで使用され、晩年は都電荒川線で活躍、ワンマン改造済である。
他ののりもの
このほかにも消防車、ごみ収集車、ジープなどもあった。青色の都バスは奇妙だ。
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