ICOCAをゲット!

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[画像] ICOCA

 JR西日本(関西地域)で使えるICカード、ICOCAを入手!!(2004年6月)
 関西に日帰り出張する友人に「お土産は?」と聞かれ、すぐさま「ICOCA買ってきて!」と頼んだ私。そんなのお土産じゃない…。関東で使えないのにどうするの?と言われたが、ICOCAは8月から関東でも利用できる。

というわけで、夏を先取り(?)してみました(w

ICOCAとは?

 ICOCAは関西圏254のJR駅で利用できるICカード式乗車券で、2003年11月にサービスを開始した。2004年4月現在、約120万枚が発行されている。現在のところ、鉄道以外は利用できない。(水は買えないのね)
 2004年8月1日より関東のSuicaとも相互利用が可能となり、Suicaを関西で、ICOCAを関東で利用できるようになる。ちなみに、Suicaの利用可能エリアはJR東日本532駅(首都圏466駅、仙台エリア66駅)、東京モノレール9駅およびりんかい線7駅の合計548駅。関西私鉄で組織するスルッとKANSAIが提供するICカード「PiTaPa」との相互利用も2005年以降のサービス開始を目指している。

8月以降、ICOCAとの相互利用が開始されると関東ではどうなるのか?

  • Suicaが利用できる駅であればICOCAをタッチしての乗降が可能となる。
  • Suicaが利用できる自動券売機等でICOCAのチャージができる。
ただし、エリア内の相互駅間でのみ利用可能のため、”東京から大阪まで通しで”のような、エリアをまたぐような乗車はできない。また、Suicaマークのある売店等で買い物できず、私鉄との連絡改札ではICOCAが利用できないことも注意したい。

PiTaPaとどう違うの?

 PiTaPaは関西私鉄・バス39社局が組織する「スルッとKANSAI協議会」のICカードで、2004年春から京阪・阪急・能勢電鉄でサービスを開始した。今後は順次利用可能エリアを拡大する予定。2004年秋からはショッピングでも利用できる。
 ICOCAやSuicaとの最大の違いは、後払い制であること。また、利用頻度によって回数券や定期券を買わなくても運賃が割引される。利用金額は1ヶ月単位、翌々月に引き落とされる。
 ただし、プリペイド式でいつでも誰でも買えるICOCAやSuicaに対し、PiTaPaは銀行口座を持ち、各社の定めたクレジットカードに入会する必要があるため、短期滞在で来日した外国人は利用できない。
 

【参考資料】
[ ニュース ] JR西日本 - 「Suica」・「ICOCA」・「PiTaPa」の相互利用を進めます
[ 公式サイト] PiTaPa.com