南武支線101系 営業運転最終日レポ

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 2002年の205系1000番台投入後も予備編成として運行してきた南武支線の101系電車が2003年11月28日に最後の営業運転を行った。
 同日は最後の運転であったが、車輌にも駅にも装飾はなく、いつもよりカメラを手にする人が多い以外はいつもと同じ雰囲気だった。通常の運用どおり運転されたが、夕方からは通常の「尻手←→浜川崎」の行先表示ではなく「尻手」「浜川崎」といった単駅表示も行っていた。NHKで夕方のニュースで引退当日の様子が放映された影響で、沿線や駅には人が増えたというが、特に混乱もなくおだやかなラストランとなった。

 現在の電車方式の礎となった形式であり、また、JRが営業運転する「最古」の電車である101系は、南武支線に残ったクモハ101-130、クモハ100-172の2両の運転終了をもって、45年間の歴史に幕を閉じた。
 なお、今回の101系営業運転終了に伴い、12月13,14日に鶴見駅での展示および引退記念団体列車(鶴見~大川間)、記念オレンジカードカードの販売(12月13日より)が行われた。
2005/1/21 作成

  1. 朝ラッシュ時の尻手駅 - JR東日本 尻手駅1番ホーム
  2. 川崎新町で205系と最後の並び - JR東日本南武支線 川崎新町駅
  3. 走行中の運転席 - JR東日本南武支線 川崎新町~八丁畷間
  4. 座席と窓 - JR東日本南武支線 川崎新町~八丁畷間
  5. 単駅表示となった101系 - JR東日本 尻手駅1番ホーム
  6. 方向幕回し中 - JR東日本 尻手駅1番ホーム
  7. 尻手行アップ - JR東日本 尻手駅1番ホーム
  8. 尻手駅で発車時間を待つ101系 - JR東日本 尻手駅1番ホーム